算数教育の醍醐味はどういうところか

算数の学習は、過去に学んだこととこれから学ぶことが本質でつながっていたり、交じり合ったりしています。ですから、既習事項を生かして、未知の問題にチャレンジし解き明かしていくわけです。その活動は、探偵でもありますし、学者のようでもあります。教師が教え込みの授業をしない限り、子ども達は自力でこの問題にあたり、ぜひとも解きたい、解けなかったら悔しいと考えるような、クイズやパズルと同様の意欲をかきたてます。問題の解法が分かり、みんなに説明するときは鼻高々です。自分だけの独自の方法を見つけた場合は、喜びも頂点に達すると考えます。昔の数学者も色々な手段を講じて難問を解決していきました。新しい公式や法則を導きだしたときには、その感激は大きかったことでしょう。算数は、数字だけの世界ではありません。数字は、抽象化しただけで、具体物と結びついています。つまり、実生活とも結びついているので、生活と結びつけながら学習することが適切な方法です。