英語教育で力を伸ばすにはどうすればいいか

かつての日本の外国語教育は、文法オンパレードでした。単語や熟語を暗記し、習った文法に従って英作文をするというのが一般的でした。これでは、外国語でコミュニケーションをする素晴らしさ、楽しさが分かるはずもありません。外国人の教師も今のようにはいませんでした。今は、会話やコミュニケーションが重視の学習です。ゲームや歌などに取り組んだり、会話を主体としています。次年度からは、読むことや書くことにも学習分野を広げるようですが、かつてのように英語のきまり的なことに終始しないようにすることが大事です。海外旅行に行った人が、次も行きたくなる理由は何でしょうか。名所めぐりや食べ物も一つの要素でしょうが、やはり土地土地の人々との旅先でのふれあいが楽しいし、自分に自信をもたらすのです。喜びと充実の実感が伴った外国語教育となることを期待したいです。人間は、どこまでいっても誰か別の人間と関わって助け合って生きていくのですから、言葉を通じての心の通わしに感動を覚えるわけです。

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